〜招待状〜 誕生日を間近に控えた今日この頃、浮かれて過ごしている貴様の面が脳裏をよぎり、嘲笑を誘う。 花束やプレゼントに囲まれ、今年も優雅かつきらびやかな1日を過ごすだろうと、愚かな貴様は何の根拠もなしにそう考えていることだろう。 が、今ここに断定しよう。 貴様の誕生日は来ない。 唖然とするのも無理はない。 出来の悪い頭を持つ貴様なら尚更だろう。 信じられるはずがない? まぁそれももっともなことだ。 しかし、貴様が信じようが信じまいがとにかく誕生日は来ないのだ。 全ての謎を暴きたくば、今宵テニス部の部室に来るが良い。 開始の合図は、獣のけたたましいうめき声。 惨事として名を残す、血塗られた歴史が幕を開けるのだ!! |